聴くチカラ検定は、身に着けたいレベルによって、大きく3段階に分かれています。
10級から1級までの検定級では、カール・ロジャーズの提唱したアクティブリスニングをベースに、技法と果たされるべき目標を設定しています。
対話の技法ですから、自分だけが「できた」と思っても、コミュニケーションをとる相手に伝わらなければその力は発揮できたとはいえません。
逆に、頭ではよくわからなくても、相手との間で信頼関係が生まれ、相手によい影響を及ぼすような聴き方ができることもあります。
聴くチカラ検定は、あなたが聴くチカラをどれだけ発揮できているかを客観的に測るための見える化の仕組みです。
大学教授や、外部の心理カウンセラーの監修を受けて、評価の基準を決めています。
くわしく知りたい方へ
聴くチカラ検定のBASICとADVANCEの内容の一部に触れているセミナー動画があります。
「相槌・頷き」「繰り返し」「感情への応答」「質問」などの概要について知ることができます。
こんな方に聴くチカラ検定の受験をお勧めします
BASIC
日常の中で、お話を聴くことで相手の心を支えることができるレベルです。
お子さまと接する方、部下をお持ちの方、お客様対応をされている方にぴったりの検定です。
- 子育て中の保護者
- 教員
- 対人援助職
- サービス業
- 管理職
- 傾聴ボランティア
ADVANCE
誠意を伝えるのみならず、なんらかの「解決」を一緒に目指すことができるレベルです。
強い信頼関係を維持しながら、相手の方が主体性をもって一歩踏み出すお手伝いができます。
- コンサルタント
- クレーム担当
- 組織内カウンセラー、初級ファシリテーター
EXPERT
レベル問題解決を超えて、相手の心を育て、深い自己受容を促すことができるレベルです。
人間心理に精通し、葛藤や分離の状態から統合に向けた働きかけができます
- 開業カウンセラー
- カウンセリング指導者